
今月初め、Appleは関税をめぐる不確実性を踏まえ、2019年モデルの新型Mac Proを米国で製造すると発表しました。しかし、ブルームバーグは本日、この発表にもかかわらず、米国通商代表部(USTR)が中国製特定部品に対するAppleの関税免除要請を却下したと報じました。
報道によれば、Mac Proのホイール、入出力ポートを管理する回路基板、電源アダプタと充電ケーブル、プロセッサの冷却システムに対するAppleの25%関税免除要請は却下されたという。
USTRは、オンラインで公開されたApple宛の書簡の中で、5件の除外要請は「特定の製品に追加関税を課すことが、Appleまたは他の米国の利益に深刻な経済的損害をもたらすことを示すことができなかった」ため却下されたと述べた。
本日の米国通商代表部(USTR)の決定は、今月初めにAppleが中国製部品10点について関税免除の申請を承認したとの報道を受けて行われた。残りの5点については、申請が却下されたことがわかった。
それにもかかわらず、ドナルド・トランプ大統領は本日ツイッターで、テキサスでMac Proを製造するというAppleの決定を称賛し、次のように述べた。
素晴らしいニュースです!@Appleが新型Mac Proをテキサスで製造すると発表しました。これはオースティンと全米のサプライヤーで数百人のアメリカ人雇用を生み出すことを意味します。Appleチームとその従業員の皆さん、おめでとうございます!
AppleがMac Proをテキサス州で製造することを決定したのは、中国製部品10種に対する関税免除を受けたことがきっかけだったようだ。発表のプレスリリースでAppleは、Mac Proの米国での製造は「特定の必須部品に対する連邦政府による製品除外措置」によって可能になったと述べている。
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